怒濤の1年があっという間に過ぎ去りました。昨日は、みなで事業所の大掃除を行いました。最初はガランとした空間でしたが、気づけばものであふれていました。朝から夕方まで隅々まで掃除をして、1年を締めくくらせていただきました。

さて、昨年の12月より、いまの仲之町商店街にある事業所をお借りして、NPO法人ぷろぼのくまのの準備が始まりました。
まだ婦人服屋さんの名残りのある店舗で、副理事長佐藤さんとともにあれこれと準備を進め、1月のシンポジウムに向けた準備をしていました。
1月に、奈良から「ぷろぼの」理事長山内さんや職員さん4名ほどにお越しいただき、シンポジウム「熊野で若者をどう育てるか」を開催しました。
3月には、放課後等デイサービスの認可をいただき、事業開始となりました。最初は、2名の利用者だけでした。
4月より職員体制が少し充実し、徐々に利用者さんも増え始めました。
5月、再度シンポジウム「発達障がいの子が自立するために身に着けておきたい大切なこと」を行い、こちらもたくさんの方にお集まりいただきました。
6月、自立訓練(生活)の認可をいただき、「くまのジョブトレスクール」が開校しました。こちらも最初は利用者1名でした。
7、8月と夏休みを挟む大変な日々でした。朝から夕方までたくさんの利用者さんが通ってくれました。いよいよ施設が狭いとみなが実感し始めた時期です。
9月、夏休み明け、不登校の方が大変増える時期と言われていますが、やはりうちの事業所にも問い合わせが大変増えてきた時期です。
この時期に、新しい物件も契約が済み、クラウドファンディングを開始した時期です。
10月、11月、商店街のイベントやら、東京に出張したりと、私と佐藤副理事長はせわしない日々でした。利用者さんは、毎日だいたい8名~10名くらい安定して通う状況になってきて、ようやく教室らしくなってきたかなという頃でした。
と気づけば12月。クラウドファンディングも無事に終了し、あっという間の1年・・・。
現在、社会人の方、中高生の方、個別訪問させていただいている方、合わせまして20名の方が、ぷろぼのくまのを利用してくださっています。また職員も、パートタイムも含めると5名になりました。
まだまだよちよち歩きの事業所ですが、地域のみなさん、保護者さん、商店街のみなさん、学校関係のみなさん、本当にたくさんの方々に支えられて、これまで歩んでまいりました。
来年も、みなさんの期待に応えられるよう、1人1人に寄り添った支援を進めてまいります。
来年もどうぞよろしくお願いします。